山岳地帯のモデル校として発展
ラオス第1校目の建設地は、南部サラワン県山岳地帯タオイ郡ジョー地区のパチュドン小学校です。ベトナム戦争時の不発弾等の被害が未だ残る最貧地域で、外部とは隔絶した自給自足の生活を送る少数民族タオイ族の村。学校建設だけでなく、農業や保健衛生などのプロジェクトを“村人と共に”推進する現地NGOと、第1歩を踏み出しました。
農業統合学校を目指し、学校菜園、養鶏・養ヤギ、養魚池などを付設。農業技術をもつ先生やNGOスタッフから「生きるための知識」を得る学び舎として、ジョー地区の基幹校として育ちました。2008年、教育省から視察団が訪れ、「山岳地帯のモデル校」とのお墨付きを頂きました。